家族カードを持っているご家族は楽天カードの海外旅行傷害保険は適用されるんでしょうか?
結論!楽天本カード会員と同様に楽天家族カードにも海外旅行傷害保険がついてきます。
ただし利用付帯なので楽天カードか家族カードで家族分の旅費の一部を支払いする必要があります。
この記事の目次
家族カードで海外旅行保険が適用されるには
楽天家族カードも本カード会員と同様に楽天カードの海外旅行傷害保険の適用を受けることができます。
楽天カードも家族カードも年会費がずっと無料なのに、海外旅行傷害保険を受けられるなんてとってもお得ですね。
しかしご家族の保険適用については、楽天本カード会員と同様に注意が必要です。
- 海外旅行保険の適用は利用付帯が条件
- 同行者というだけでは適用にならない
- 18歳以下の子供は保険適用されない
- 家族カード保有だけではダメ
保険適用条件は利用付帯
楽天カードの海外旅行保険の適用条件は、「利用付帯」になっているんです。
つまり
海外への出国前に、パッケージツアーの旅行代金、または旅行に行くまでの公共交通機関を楽天カードで支払った場合に限り、海外旅行保険が有効になるという条件付きなんです。
簡単な例で言うと、空港に行くまでのタクシー代などを楽天カードで支払った時などに海外旅行保険が適用されるんです。
楽天カードや家族カードを持っているだけでは、海外旅行傷害保険が自動的に付帯しません。
これは、非常に重要ですのでくれぐれも注意して下さいね。
|
同行者というだけでは保険適用されない
楽天カードに付帯する海外旅行障害保険が適用されるのは家族カードか楽天カードを持っている人だけです。
単純に同行者の旅行代金を楽天カードで支払ったとしても、同行者には保険適用されることはありません。
つまりどういうことなのか、具体的な例を出して説明しますね。
旦那さんが楽天本カードを持っていて、奥さんが家族カードを持っていたとして、高校生の娘さんと3人で海外旅行に行くとします。
旦那が楽天カードで全員分のパッケージツアーの代金を支払った場合でも、保険の対象になるのは旦那さんと奥さんだけです。
楽天カード本会員の旦那さんが保険対象になるのは当然ですが、
奥さんの家族カードで奥さん分の旅費を支払ったわけではありませんが、旦那さんの楽天カードに紐付いている家族カードを持っている奥さんも楽天カード海外旅行傷害保険の対象適用になります。
しかし高校生の娘さんは海外旅行の同行者ですし、娘さん分の旅費も(父の)楽天カードで支払っているんですが、楽天家族カードを持っていないので保険適用されません。
父の楽天カードで親子3人分の海外ツアー料金を支払った場合
- 父(楽天カード保有)・・・海外旅行保険適用
- 母(楽天家族カード保有)・・・海外旅行保険適用
- 娘(家族カード持ってない)・・・保険適用外
これでピンと来ない方もいると思うので、家族ではない方を入れた例をあげてみますね。
旦那さんの楽天カードで奥さんと義理の妹さんと3人で行く海外旅行の代金を払った場合
- 旦那さん(楽天カード保有)・・・海外旅行保険適用
- 奥さん(楽天家族カード保有)・・・海外旅行保険適用
- 義妹(家族カード持ってない)・・・保険適用外
こういう感じです。ニュアンスは伝わったでしょうか。
つまり楽天カード会社としては、住民票を調べるわけではないので、家族カードが発行されているかどうかで家族として認めているわけです。
|
子供には楽天カード海外旅行保険は適用されない
海外旅行に同行する子供さんの場合には注意が必要です。
楽天家族カードは18歳以上しか持つことができません。18歳でも高校生は不可。
なので家族カードを持つことができない子供さんは海外旅行傷害保険の対象にはならないんです。
|
つまり「楽天カードで海外旅行に関する費用を支払っていた」としても、「家族カードか楽天カードを持っている」大人でないと保険対象者にならないということ。
ここは勘違いせずに子供である娘さんには別途、AIGなどの海外旅行保険を掛ける必要があるんです。
【参考リンク】 海外旅行保険のAIG
AIG損保は留学などの長期海外旅行保険だけでなく、観光などの短期海外旅行でもスポットで保険をかけることができます。
小さいお子さんは慣れない海外旅行で体調を崩す可能性も大人よりも高くなるので、楽天カード家族カードを持てない子供さんはこうしたスポットの海外旅行保険を別途かけておくことをオススメします。
楽天カードで利用付帯条件をクリアしても、同行する家族カード保有者の奥さんと未成年で家族カードをもてない子供さんでは楽天カード海外旅行傷害保険の適用が違います。
ここはちょっとややこしいので注意してくださいね。
|
家族カードを持っているだけでは保険適用にならない
もう一つ例を紹介すると
旦那さんが楽天カードを持っていて、家族カードを持っている奥さんとパッケージツアーに行く場合、
奥さんのツアー料金だけを旦那さんの楽天カードで支払ったケースでは、奥さんだけが楽天カード海外旅行傷害保険の対象になります。
旦那さんも保険適用にしようとするなら、旦那さんの自身のツアー料金も楽天カードで支払う必要があります。
|
家族カードの海外旅行保険の補償内容は?
ここで家族カードにも適用される楽天カードの海外旅行保険の内容をまとめてみましょう。
保険期間 | 3ヶ月 | |
傷害死亡・後遺障害 | 2000万円 | |
傷害治療費用 | 200万円 | 1回のケガにつき |
疾病治療費用 | 200万円 | 1回の病気につき |
賠償責任 | 2000万円 | 1回の事故につき |
携行品損害 | 20万円 | 年間限度額 |
救援者費用 | 200万円 | 年間限度額 |
※金額はすべて限度額。VISA/JCB/マスターカード/アメリカン・エキスプレスのいずれも同額
これは結構スゴイ補償内容です!
限度額でいうなら、他のクレジットカードと比べても、楽天カードは年会費無料カードとしてはトップクラスの補償内容と言えるでしょう。
死亡保障などの補償額もすごいんですが、特筆すべきコトは携行品損害や救援者費用の保険までついてくるんです。
海外旅行先で入院ということになれば、渡航先まで家族が看病などに向かうなんてケースもありますから、救援者費用も補償してくれる楽天カードの海外旅行障害保険はかゆいところに手が届く、なかなか良い保険と言えるのではないでしょうか。
\年会費永年無料なのに海外旅行傷害保険も利用付帯/
楽天プレミアム カードなら個人賠償責任保険の補償額も上がる
年会費無料の楽天カードでもなかなか充実した補償額の海外旅行保険ですが、楽天プレミアム カードなら補償額もさらに上がります。
【海外旅行傷害保険の補償金額の比較】
保険種類 | 楽天カード | 楽天プレミアムカード |
傷害死亡・後遺障害 | 2000万円 | 5000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 | 300万円 |
疾病治療費用 | 200万円 | 300万円 |
賠償責任 | 2000万円 | 3000万円 |
救援者費用 | 200万円 | 200万円 |
携行品損害 | 20万円 | 50万円 |
さらに楽天プレミアムカードなら海外空港ラウンジサービスも利用できるプライオリティ・パスも無料で発行出来るんです。
年会費はかかりますが、海外旅行によく行かれる方なら楽天プレミアムカードを申し込んでもいいかもしれませんね。
回数券を楽天カードで購入したら海外旅行保険適用になるかは状況による
楽天カードや家族カードは利用付帯で海外旅行保険適用になるんですが、自宅から空港までの移動手段のうちの一部、例えば関西空港までのタクシー代の支払いでも出国前の決済であれば対象になります。
その場合は、カード利用金額に決まりはなくて、1円以上であれば例えば100円でも代金を楽天カード決済していればOKとなります。
しかし、回数券やプリペイドカード、ICカードチャージ分についてはその時々、状況により対象になるかは微妙になってきます。
具体的なケースで海外旅行保険の適用になるかは、楽天カード保険デスク(0120-456-029)まで問い合わせてみてください。
海外旅行保険が自動付帯するクレジットカードを探しているなら
持っているだけで海外旅行保険が適用になるいわゆる「自動付帯」の年会費無料クレジットカードなら、横浜インビテーションカード(通称:ハマカード)があります。
あまり聞き慣れないクレカで、ポイント還元率やポイントの使い勝手は正直イマイチですが、ハマカードは海外旅行保険の補償額もしっかりしていますし、楽天カードと2枚持ちして海外旅行に出かけるというのもおすすめです。
楽天カードは海外で使えないは迷信
以上、楽天カードの海外旅行保険は家族カードにも適用される?同行する子供はどうなる…という話題でした。
家族カードも楽天カードと同様に海外旅行保険の適用が受けられるんですが、適用範囲が本人だけであったり、利用付帯が条件だったり、ちょっとややこしく感じるかもしれませんね。
でも、利用付帯であっても補償額もしっかりとしているので、無料で付帯する楽天カードの海外旅行保険はそれなりにいい保険だと言うことが出来ます。
実際「楽天カードは海外で使えない」とか書き込みがありますが、付帯条件をうまく利用すれば、海外旅行でもかなり使えるクレジットカードに分類されます。
適用条件には気をつけて旅行代金の支払いを楽天カードでするなど、しっかりと対策すれば、年会費無料で気軽に海外旅行を楽しめそうですね。
楽天カードの海外旅行傷害保険の引受は楽天カード保険デスク(三井住友海上)で行っているので、さらに詳しくはこちらに問い合わせてみるのもいいでしょう。
すでに楽天カードを持っていて、家族カードを追加して申し込む場合はこちらから
もし18歳以上で、高校生じゃないなら個別に楽天カードを申込んだほうがポイントはたくさんもらえるのでオススメです。
楽天カードを個別に申し込む場合はこちらから
→ 楽天カード(年会費無料)の申し込み画面
参考リンク:
家族カードを申し込もうか、楽天カードを申し込む方がいいのか悩んでいる方には、それぞれのメリットとデメリットを比べてみた別記事が参考になるかもしれませんので、お時間があればご覧ください。
【関連】楽天カードで家族カード申し込みは損?メリットとデメリットとは